横浜 ホテル厨房 活魚水槽 メンテナンス
今回は厨房内の活魚水槽のメンテナンスをご案内させていただきます。
清掃前のお写真がこちらになります。
水槽や濾過槽、機材周辺を清掃メンテナンスしていきます。


架台内部に汚れが蓄積しております。
機械に塩水がかかったり、汚れが蓄積すると不具合の原因となりますのでお気を付け下さい。
今回はクーラー周辺に塩やホコリ等の汚れが確認できます。

水槽内部を丁寧に洗浄します。


今回、循環ポンプ配管のOリングの劣化が見られましたので新しくOリングを交換します。
Oリングの経年劣化を放置すると水漏れの原因になりますので注意が必要です。


循環ポンプ周辺と濾過水槽部を清掃します。


次にエアーポンプのチャンバーブロックが経年劣化しておりましたので新しく交換します。



過槽に濾過材を戻し、バクテリア剤を投入し、メンテナンス後の水質悪化を防ぎます。
最後に注水・試運転を行い、冷凍機やエアーポンプ、循環ポンプ、比重等に問題がない事を確認し作業完了となります。

いかがでしょうか。
水槽の内部はもちろんですが外部周辺も綺麗に生まれ変わりました。
このようにお客様の目に見えない厨房内でも定期的にメンテナンスを行うことで、汚れやにおいを軽減させ、衛生面や鮮度を保つことができます。
一般的には水槽に使用されている機器等も耐久年数が10年以下の製品がほとんどですので10年を超えると不調が出てくることが多いです。
清掃をしながら不調の出ている機器がないかのチェックも併せて実施しております。
水槽で使用されているろ過材もろ過材の種類によりますが定期的な交換が必要になります。
・サンゴ砂 (3~5年程度)
・活性炭 (水槽によって異なりますが2週間~1ヶ月)
・プラウール(汚れに応じてですが、目安1ヶ月程度)
・チャンバーブロック(エアーポンプ)(破けてしまう前に1年に1回の交換をお勧めします。)
弊社では単発のメンテナンス依頼はもちろんですが、1ヶ月に1回~1年に1回などの定期メンテナンスもお受けしております。
活魚水槽のメンテナンスイメージ
・2週間~1ヶ月 水を抜かずの水槽部のコケ掃除 プラウール活性炭の交換 クーラーフィルターの清掃 水槽の塩分濃度チェック 場合によっては水量の1/4ほどの換水
・半年~1年 水をすべて抜いての換水、清掃 ろ過材の洗浄 クーラーコンデンサの清掃 エアーポンプ ダイヤフラム(パッキン)の交換(1~2年) エアーストーンの洗浄又は交換
・5~10年 循環ポンプ クーラーなど耐久年数に応じた交換、入替を機器の状態に応じて対応
もし水槽の管理や、メンテナンスのご依頼に少しでも興味がございましたら、メンテナンス専用フォームからお気軽にお問い合わせください!!